2016 週末旅・福島県会津をぶらぶらと。(その1)

久しぶりの福島県でした、
昔、裏磐梯でキャンプしたり、磐梯山に登ったり、
桧原湖でカヌーやったり、小野川湖で釣りしたり、
そんなアウトドアな思い出に溢れた場所です。

ちなみに磐梯山でワタシは山登りの楽しさに目覚め、
八ヶ岳テント泊縦走で山登りを一生の趣味にしようと決めました。
この二つは実に思い出深い山なのです。
この秋にそんな磐梯山に久しぶりに登ろうと計画しました、
ついでに自転車も積んでいって猪苗代湖一周サイクリングもしちゃおう!
という欲張りプランです(^^)
でも、10月中~11月初旬調整できずに、結局11月19日~20日になりました、
まずホテルを予約してから、懐かしの八方台コースで磐梯山に登ろうと
いろいろWebチェックしてると・・・
「磐梯山ゴールドライン・磐梯吾妻レークライン 冬期通行止め・2016年11月15日~2017年4月中」
えっー!19日だともう通行止めになってるじゃん(-.-;)
磐梯山の八方台登山口はまさにそのゴールドラインの中にありまして
これじゃ~八方台コースは無理です。
いや~ウッカリしてました。
で、キツイけど別ルートで登るか、いっそのこと安達太良山もありかなと考えてたんですが、
だんだん近づくにつれ、今度は土曜の天気が怪しい・・・
完全に雨確定の予報が出て、更に気温が低い、あ~そうなると山頂は・・・。
これはもう「やめとけ」のサインです(^_^;)

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ということで、山予定の初日を会津若松観光に切り替え、2日目は雨マークが消えてたので
当初の予定通り、猪苗代湖一周サイクリングにしました。

ということで、相当早く出発する予定でしたが、その必要はないので、
のんびりと7時頃に出発です。
全く渋滞のない雨の道中、東北道から磐越道へ、途中、五百川PAで休憩すると
遠くに磐梯山のシルエットが見えてます、「おお~久しぶりやなぁ」とその頂に声をかけました、
山は変わらないなぁ~(^^)
更に磐越道を走ります、設置された気温計の数字がどんどん下がって4度の表示(・・;) 
山肌の紅葉に秋の名残を楽しみながらいくつかのトンネルを抜け、
西会津ICで降ります。そこからわずか数分で最初の目的地「鳥追観音・如法寺」に着きました。

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今回巡ったのは、「会津ころり三観音」
この「ころり」って言葉が新鮮でした、
説明を読むと観音経で謂われる「三毒」その消滅を成して
健康に恵まれ病に伏すことなく極楽往生出来るということでございますよ。
・・・まぁ~これはどなたも望むところでございます。
平たく言えば「ピンピンコロリ成就願」ってことです。
駐車場に車を停め、傘を差してカメラ下げて・・とか準備してると
丁度、中型位のバスが停まり、中から「ピンコロ」求めて
ご老人達がわんさか出てこられました、
普通に考えればワタシら夫婦より先に逝かれるであろう先輩方なので
ここは先を譲ります、まさにどうぞお先に・・です(笑)
その後をゆっくりと仁王門なんぞを撮影しながらのんびりと進みます、
仁王門の扁額には「金剛山」文字、巨大な草鞋が奉納されてます、
門をくぐると真っ直ぐ続く参道の先に観音堂が見えます。
丁度その入口辺りで先程の団体さんに
ご住職が指を指しながら何かを説明されてました。

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こじんまりとした境内の雰囲気、そぼ降る雨も相まって
どこかひっそりとした侘しさが漂ってます。
団体さんの横を抜け、観音堂へ入ります、
中にある受付で御朱印帳を預け、堂内内陣で見仏、
正面にご本尊、鳥追観音こと正観世音菩薩、穏やかで慈悲深い顔立ちです、
鳥追いとはその名の通り鳥獣被害に苦しむこの地の農夫達を救済すべく
正観音菩薩像を行基が授けたという話、ここでも出たか「行基」って感じですね。
ちなみにこの寺を建立したのは徳一大師、こちらも良く聞く名前です。

本堂から廻廊に出ますと、もう団体さんは居ません、次へ向かわれたようです、
先程ご住職が説明してたのはこれかと思い、上を見上げると見事な彫刻、
これが左甚五郎作伝ということです、ただ、その「伝」というのがね、
よく見るのが運慶伝もそうですが要は確たるものが無いということです。
以前依頼されたんでしょうか、パンフレットには鑑定の結果も「左甚五郎の作風」
と書かれてました、作風かぁ~。
でも、どっちにしろ施された隠れ猿の三匹を探すのは楽しかったですよ(^^)

次に向かったのが立木観音・恵隆寺。
磐越道で来た道を戻り、会津坂下ICで降ります、49号線を進むと
立木観音の案内板があり、迷うこと無く到着しました。
駐車場に車を停めます、観光バスはいませんでしたね(^_^;)
仁王門があり、そこをくぐると参道が観音堂へと続いてます、
参道右側に三重塔がありまして、綺麗な大日如来がいらっしゃいました、
扁額には「大日如来・小金塔」と刻まれてます。
塔があるだけで、境内がとてもまとまりますね、
茅葺屋根の観音堂の存在感、さすが重文です、
お堂前の受付で御朱印を頂き、堂内で拝観料を支払い見仏です。

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まずは巨大な千手観音立像、こちらも重文でした、
下から見上げるその高さは8.5m、一木彫で今も床下に根のある見事な観音様です。
その両脇に段状に居並ぶ仏像群、阿修羅、毘沙門天、などなど総勢28体、二十八部衆となってます、
いや~これは見応え充分、
更に見上げれば天井近くの左右には風神と雷神、ここは仏力あります。
頂いたパンフに目を通すと、ここでは「ころり」にもう一つの意味が書かれてました、
コロリと逝く、またご利益をコロリと授かる、そうか、転がり込んでくるってことね、
ウンウン、それイイ!とりあえずそれもお願いしておきました(^_^;)

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そして最後の観音様を目指します、中田観音・弘安寺です、
40分ほどのんびりと走ります、中田観音の案内板に従って進むと
観音堂の姿がそこにありました。
本堂右側に受付があるのでそちらで御朱印を頂いて、
脇から堂内へ入りますが、そこはだきつき柱があり、
更に中へは入れません、中央にある厨子は閉じられ
小さな御前立があるのみです、あとからわかりましたが
個人での本尊拝観日は月、水、金のみだそうです、知らんかった。
それにしても重文の十一面観音、脇侍の不動&地蔵は観たかったなぁ~。
ちなみにこのお寺はあの野口英世ゆかりのお寺だそうです。
これで三ころり観音巡り終了、めでたくころり確定です(^^)

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さて、三観音、今回はどのお寺もこじんまりとした素朴なお寺さんでした、
どことなくみちのく情緒に溢れてるとでも言いましょうか、
雪景色が似合いそうな観音堂の姿でした、
まぁ、旅人は勝手にそう思うけど地元の人にすれば雪はウンザリでしょうけど。
印象に残ったのが実は草鞋でした、どこのお寺にもありましたね、
「みちのく」と「みちのくに」が交差し、
草鞋に人生最後の旅路を思わずにはいられませんでした。
しかし今回拝観出来た仏像は、どれも衆中に寄り添う感じがステキでしたね、
さすが仏都会津の仏像でした。
実は会津エリア、他にも有名な寺院が多く、阿弥陀三尊像の願成寺、国宝・薬師如來の勝常寺、
虚空蔵菩薩の圓藏寺などなど、いや〜また機会があれば巡ってみたいもんです。

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次は会津若松市内へと向かいました。


< 続く >

by opaphoto | 2016-11-24 23:00 | 旅日記 | Comments(2)

Commented by rollingwest at 2016-11-24 23:08
このみちは昨年通りました!磐梯山の形が実に素晴しいです!会津は本当に未づこと満載です。
(PS)フリートウッドマックを公開いたしました~。

Commented by opaphoto at 2016-11-26 22:58
RWさん、こんばんは。
磐梯山いい山ですよね(^^)
きっと再訪して登る予定です。