2016 週末旅・福島県会津をぶらぶらと。(その2)

車は会津若松市内へと入ります。
途中で廣木酒造の前を偶然通りましたよ、
思わず左に寄せて停車してしまいました、
廣木酒造と言えば、なかなか入手困難なあの「飛露喜」ですからね、
もしかして買えるのかなと思ったんですが
玄関に一枚の張り紙が見えまして、
「飛露喜はございません」・・・と(^_^;)
まぁ、そうなんでしょうね。
そこでふと思ったんですが福島はとても酒蔵が多いので
半日くらい酒蔵巡りしても楽しそうかなと。

そうそう、あとランチはなぜかこの辺りは「ソースカツ丼」が一押しらしく
その幟をあちこちで見たんですよ、で、ソースかつ丼、久しぶりに食べましたね、
厚切りのカツに甘いソースがまったりと絡まってて、とても美味しかったです。

会津若松のぶらぶら巡り、とりえず時間的に回れるのは
限られてるので超有名な場所に行きました、
まずは「鶴ケ城」です。
激動の時代の波に襲われた会津、
戊辰戦争の中心だった場所です。
近くまで行くとその鶴ヶ城が見えてきました、白壁の美しい城です、
生々しい戦の記憶は消え、今はただ静かにひっそりと佇んでいるようでした。

駐車場の案内に従って堀を渡り城内へ入ります、
所々に残る紅葉が石垣に色を添えます
駐車場からとぼとぼと歩きます、
こんな天気なのに思ったより観光客が多いので驚きました。
相変わらず雨は止む気配がなく傘が手放せません、
でも雨に煙る会津の町もなかなかイイもんです、
情緒的で。

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チケットを購入して、いざ城内へ、
石垣の入口から入りますとまずは塩蔵、そこから上に上がるとそこが一層部分、
城は全五層になってます。
各層にある展示物を眺めながら上へ上がります、
どんどん階段が狭くなり展望層へ到着。
ぐるっと一周、会津の町が一望です。
うーん、晴れていれば遠くの美しい山並みもよく見えるのでしょうね、
磐梯山、飯豊連峰、背あぶり山などなど。
この日はなんか薄い水墨画のような山陰が見える程度でした。
色のない風景でしたが見下ろすと銀杏の紅葉が一段と眩しく、
とても印象的でした。

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一気に下り、売店を覗いてみます、もしかしてと思いスノードームを探しましたが
あるにはあったのですが・・・
ペン立てタイプが2種類だけ。うーん、これか、残念ですが諦めました。(^_^;)

鶴ヶ城を出て、最後に向かったのは「さざえ堂」がある
悲劇の地、飯盛山です。
あの白虎隊が自刃した場所ですね。
ガラーンとした駐車場に停めます、周りはもうすっかり薄暗くなってました、
土産物屋もほとんどシャッターが降りてます。
長い石段が見えますが、ふと、横を見ると動く坂道、
スロープコンベアなるものが有るじゃないですか、チケット売り場があります、
大人150円・・・払います!(笑)

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この飯盛山の頂上は前方後円墳だったとのこと、
あと隠れキリシタン祠や村人の共同墓地に白虎隊の墓、
あ~ここはとても聖なる場所だということですね、
いや~なんとなく適当に写真とか撮りたくない感じですよ(^_^;)
特にこの日は観光客数名だけ、周りはもう薄暗く
シトシトと降る雨、とりあえずやることは静かに手を合わせるだけです。
白虎隊自刃の地と示された場所へ。
そこから先は木々に遮られてますが、先程訪れた鶴ヶ城が見えるはずです。


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山頂の広場から少し下へ降り、売店の横を抜け
右方向へ進むと重文のさざえ堂がありました。
まだ明るい内ならば中へ入る事が出来たのですが、
内部拝観は終了してました。
しかし、この造形は面白い、元々は観音堂なんですね。
西国三十三観音菩薩を安置したとありますが
あの明治の悪法、神仏分離で仏像は撤去されたそうです・・・
あ~まったくもう!それが残ってれば国宝だったかもなぁ〜。
内部は階段のない螺旋式一方通行で上り下りがすれ違うことはありません、
これはなかなか貴重なものらしいです、
色んな角度から見物しましたが、なにか不思議な存在感のある観音堂でした。

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そして会津の夜、最後の楽しみは居酒屋です\(^o^)/

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ホテルから夜の町並みを見物がてらにぶらぶらと歩くことにします、
知らない町歩きは面白いもんです。
裏通りを進むとほとんど人とすれ違うこともなく、
ちょっとした繁華街のネオンサイン、キャバクラの看板も
どこか寂しげです。
路地から広い通りに出ます、左へ折れるとすぐ目の前に看板が見えました、
目的のお店 「居酒屋 籠太」です。

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どこか料亭を思わせるような門構え、白い暖簾の中央に「籠太」。
この字面がカッコいい。
右の品書き台に「本日はご予約のみの営業」との紙が置かれてました。
門をくぐり、玄関の障子戸にも同じ張り紙が。
良かったぁー、予約しといて。
尾道の「たまがんぞう」で懲りたので
あれから旅先の有名な居酒屋は早めの予約を心がけてます(^_^;)
店内に入りますと広い廊下、奥はテーブル席でしょうか、玄関からはよく見えません、
左側にガラス戸で囲ってある場所がカウンター席になってるようです、
ワタシらはそちらへ案内されました。

L字カウンター短い方の端の席でしたね、ワタシの列で4名、
奥へ向かって7名だったかな、もう皆さん方、楽しい呑み時間を過ごしてます。
ワタシらがカウンター客で1番遅かったみたいです。
座って周りを見渡せば左の壁に大田和彦さんの色紙が飾られてました!
しげしげと眺めます(^^)
居心地いい店、それが第一印象でした。

まずはビール、カウンターの中では忙しそうに御主人と奥様がキビキビと
動いてます。
サントリーの生で喉を潤して、ぱらぱらと注文します、
旅先の郷土料理は楽しみの一つ、鰊の山椒漬けも頼みます。
どれもとてもリーズナブルなお値段になってました、また量が丁度いいのです、
そして美味しい。
最近は美味しいものを少しづつ食べられれば十分なんですよね。
地酒はもう福島ですからね、目移りするほどです、
でも、実は決めてました(^^)
御主人に、まずは「会津娘」を燗でお願いしました。

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熱燗で飲む会津娘、ウマいなぁ〜この酒、
キリッとした喉越し、飲み飽きない、うーん、いい酒です。

適当に肴を摘みながら
続いては御主人オススメをお願いします、
で、冷蔵庫から出しれくれたのが末廣酒造のひやおろしでした、
そうかぁ、末廣もあったか!
これをぬる燗で頂きましたが、この温度が絶妙でした、あ〜これが正しいぬる燗なんだなと。
ワタシが自宅でやってたぬる燗はまだ温度が高かった(^_^;)

少し仕事が落ち着いた御主人とは地酒話から始まり、燗酒の話やら、
太田和彦さんの話などして頂きました(なんと古い友人とのことで、よく飲んでるそうです)
あと山を駆け巡るきのこ仙人の話は楽しかったなぁ〜。
また偶然隣り合わせたご夫婦がなんと千葉の柏から来られてまして
半年に一度は通うというご常連さんでした、ここで同県人と出会うとは(笑)
最後はこれまたオススメのお酒を更にぬる燗で、これもウマかった、
でも銘柄は・・なんだったけ群馬の酒?風が吹く?なんかそんなような・・・。

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年代物の南部鉄のやかんにお調子を入れて
いいタイミングで提供されてるぬる燗の酒と美味しい肴、
居酒屋 籠太さん、とても楽しい時間が過ごせました。
さすが会津若松の名居酒屋です。
最後に太田さんの色紙を写真に撮らせてもらいました、
奥さんが言うには結構多いそうですよ。(笑)

福島は磐梯山を初め登りたい山がまだあるので
これからも来ることがあるでしょう、
そしたら一泊して、また籠太で飲みたいなぁ〜、
御主人と話しながらチビチビと絶妙のぬる燗を。

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さて、二日目は猪苗代湖一周サイクリングです、
カテゴリーが「自転車」に変わりまーす(笑)

by opaphoto | 2016-11-28 23:00 | 旅日記 | Comments(0)