夏旅のタイ・見仏巡礼記 4【チェンマイ】

この日訪問する最後の寺院に近づいたら

急に賑やかになりました、狭い道路、一般車の間を

多くのトゥクトゥクが観光客乗せて走り抜けていきます、

ツァー客を乗せたバスも停まってました。

さすがに寺院だらけのチェンマイの中でも特に有名な寺院なのです。

大勢の観光客が吸い込まれていくのは・・・「ワット・チェ・ディ・ルワン」

ワタシらもその入口に着きました。

ここは入場料が必要です、40バーツ也(約120円)・・・安い!




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この「ワット・チェ・ディ・ルワン」は、

1411年セーンムアンマー王が建てた寺院で、

現在バンコクのエメラルド寺院に安置されているタイの至宝「エメラルド仏」が

ここに置かれていたらしいです。

この寺院で有名なのが86mもあったとされる巨大な仏塔なのですが

1545年の大地震で崩壊し、その後1992年(最近だなぁ)

ユネスコや日本政府の援助で修復され、現在の姿になっているらしい。

・・・巨大な仏塔というだけでかなり期待出来そうな寺院です(^^)

まず入口の門からして豪華でした、

白に金の細工が施され、脇に立つエメラルド色の門番が睨みを効かせていました、

ワクワクしながら入りました。


まず最初にある小さめの仏堂、ここは女人禁制の文字が書いてあり

女性は入れません、他の寺院でもそんな場所がありましたね、

なのでここは、ワタシだけ堂内へ(^^)

壁画は釈迦の物語、仏具や装飾品も豪華です、

大きなスペースでは無いので、尚更濃密に輝いていました、

中央に造られた四方が開いた塔の中に金色の仏陀が立っています。

一周しながら眺めてみましたがこの宇宙観は見事です、

女人禁制だけど写真はOKなのが嬉しいです。






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【もしかしてここにあの「エメラルド仏」は置かれてたのかな、そんな気がしました】
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外へ出てから屋根とか見ましたが

かなり細かく造られていましたね、

ただ、どの寺院も似たような感じのデザインなので

恐らく仏堂としての何か決まり事があるんでしょうね。


次に隣の本堂の正面に立ちます。

ここもまた似たようなデザインですがとにかく大きい、

見上げた時に感じるこの様式美というか、

人はまずこの入口でひれ伏すことになりますね、

それくらい神聖さが全面に出てます。

階段の両脇にはすっかりお馴染みになったナーガが仏殿へと導きます、

そして、その前、左右に分かれ象が置かれてます。

美しく見事なナーガの胴体は階段の手摺から扉の上まで伸びて

交差してます。






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靴を脱ぎ、階段を上がります、意味もなくナーガの胴体を撫でて

大きな扉の前に立ちます、

この時点で奥に光り輝く仏像が見えておりました、

チラチラと見つつもすぐに奥へと向かうことはしません、

焦らしプレイです(笑)

この遠近感、堪らないなぁ〜などと思いながら

少しづつ吸い込まれていくのです。

広い堂内の中央、仏陀へと続く床には赤い絨毯が敷かれてます、

その外側の床もピカピカに磨かれてました、

天井にはシャンデリア、左右の円柱には金色で描かれた細やかな模様、

何から何まで豪華でした。

十二支が描かれている美しい御札のようなものが下げられてます、

ここの聖域感半端ないです(^^)


一番奥、仏陀像の正面、三尊の立像形式です、

思わず唸り声が出ちゃいましたよ、これは美しい(^_^;)

顔を仏陀に向けたまま静かに座ります、

とても居心地のいい場所でした。

居るだけで心身が浄化されていく気がします。






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目の前の仏像群に目を移します、

釈迦三尊となると、日本だと基本形として

両脇は文殊と普賢の両菩薩となりますが、

ここの脇侍はいまいち菩薩に見えません、

菩薩などは悟りを開いたという証拠に頭頂部が

ボコッと出てないといけないんですが

それが出てないんですよね、しかも菩薩より地味だし、

仏陀には十大弟子がいますからね、そのうちの二人かな?


その三尊の前に座っている仏像群は頭頂部が飛び出ているので

菩薩です、さらにその前に座っているの高僧達で、

こちらはまだ悟りがなく普通の頭の形です。

まぁ、いろいろと違いがありますよね、

こうして見て初めてわかりました、

周りを見れば祈り方ひとつにしても違いますからね、

面白いもんです。



出入り口の扉に向かって歩いてると

どこぞのおばちゃんが金箔を仏像に張り付けているのを見ました、

あっ、これ知ってる!

売店で金箔セット(花と線香と金箔だったっけ?)

を購入して、金箔を自分の病んでる部位と

同じ場所に貼るんです、

日本だとその部位を撫でるというのが多いかな。

ちょっと惹かれたけどヤラなかった、何事も経験、やれば良かったな。








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外へ出て、いよいよ仏塔へと向かいます、

それは仏堂の真裏にありました。

これもまた息を飲むほどの迫力あるモノでしたね、

まだ修復途中なんですよね、でもある意味、これでも

十分素晴らしいと思いました、むしろ遺跡としての重厚な雰囲気と

崩れている先端部分に情緒を感じるこの姿のままでイイかもと思えました。

しかし大きな仏塔でした、回りをのんびり歩きましたが

四方に仏像が置かれ、見上げる塔の上部の祠の中にも

仏像が安置されてます、一段下の壁面からは象が半身を突き出し

力強く支えています。

仏像は全て金色でその普遍的な輝きを放ちます、

仏塔は幾重にも折り重なったような時間の流れの中に

佇んでいます、そのバランスがとても面白くて

いつまでも眺めてました。

仏の時間と人の時間、色褪せるものと輝き続けるもの、

そして流れる雲と青い空、その空の向こうに広がる無限、

この風景に出会えて良かったなと思いました。





【仏堂の真裏、普通は裏仏が祀られてますが、ここには4人の勇者みたいな・・誰?】
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ワット・チェディ・ルアンを出てホテルへ歩いて戻ります、

途中で見つけた寺院に寄り道したり、

カフェで冷たいものを飲んだり、

気になったお店に立ち寄ったり、

知らない町歩きは楽しいもんです。






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【ぶらぶら歩いていると、仏頭発見!】
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【どこか懐かしい町並み、高層ビルの無い広い空】
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【旧市街地、南側にあるチェンマイ門、城壁の遺跡】
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【仏具屋?仏像だらけ、売れるのかな?】
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【この電線・・・】
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【また寺院発見!】
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【さすがにここで寿司は・・・】

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【この広告看板がやたら置いてあったな、髭面セーラー服は人気者なのかな?】
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【街角の仏像は三面八臂なので日本で言う降三世明王のルーツなのかな】
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【この日のディナーはこのレストランで、雲中菩薩のようなイラストに惹かれました(笑)】
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夕暮れから夜に変わりホテルから歩いて数分の所にある

ナイトバザールへと出かけました。

エリア一帯に軒を連ねる露店の多さ、

煌々とした眩しいライトに照らされた多種多様な商品の数々、

行き交う客に呼びかける店主の声、

賑わってはいるけどあまり売れて無さそう(^_^;)

熱心に値段交渉してる外国人をたまに見かけましたが。


何本もの細い通りが交錯して

しばらく商品見ながら歩いていると方向感覚が狂いますね、

そして目の前に現れたのが色鮮やかなドレスに身を包んだ美女たち、

皆さん楽しく歓談中でしたが・・・全員男性です(笑)

一緒に写真撮影してなんぼ?の商売なんでしょうかね、

それとも・・・(^_^;)

その空間だけ妖しげな雰囲気に包まれてました、

でも、なんかすごく楽しそうに踊ったりしてましたが、

いやはや逞しいというか。





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【バザール内の海鮮系レストラン、これは生け簀のようなモノでした】
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【象の群れ(笑)見てたら声かけられた、「安くするよ」って】
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特に買ったものはないのですが、祭りのような夜店巡りを楽しめました。

毎晩やっているチェンマイ名物なんですね。


バザール内には多くの食堂がありましたが、

この日は大きな通り沿いのレストランへ行きました。

1階で靴を脱ぎ(とにかく良く靴を脱がされる)

案内係に付いて2階へ上がりました。

喉が渇いたので・・・え~と・・・シンハービールね(またかよ(笑)

注文したのは、トート・マン・プラー(タイ風さつま揚げ)これ激ウマでしたね、

パッタイ(タイ風焼きそば)一緒に盛られた野菜も美味しい、

カオ・パッ・サッパロ(パイナップルチャーハン)

・・・見た目がスゴい(笑)中にナッツとかエビとかいろいろ入ってましたね、

とても美味しかったけど二人でこれだけでお腹いっぱいでした、

沢山食べられる人ならもっと幸せになれますよ、

そんな満腹なチェンマイの夜なのです。







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【よく冷えたシンハービール、気候のせいかとにかくビールがウマい】
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【パッタイもウマいけど、添えられた野菜も新鮮で美味しかったな、飾り包丁でひと手間かけてあるし】
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【この写真見てたら食べたくなるなぁ〜、ホントにこのさつま揚げは歯ごたえ良くて美味しかった】
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【まず、見た目のインパクトがね(笑)もちろんとても美味しかったですよ】
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【さつま揚げのタレ、ピリ辛甘酢的なモノでしたが癖になる味でしたね、ビール進むんだよね】
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by opaphoto | 2017-09-16 23:00 | 異国への旅 | Comments(0)