和田 誠と日本のイラストレーション展へ
やっと晴れた三連休最終日に、
出かけたのは、墨田区横川にある
「たばこと塩の博物館」
墨田区横川って言ってもピンとこないけど
スカイツリーの近くと言えば分かる人も多いと思います。
車で行きましたが
この界隈はスカイツリー効果で駐車場が高くなりました、
なので少し離れた住宅街の安い所に停めました。
ぶらぶらと歩いて大横川の橋を超えたら、
目指す場所はすぐです。
「たばこと塩の博物館」
初めて来ました。
まぁ、たばこと塩というのですから
その博物館なのです、「塩の世界」と「タバコの歴史と文化」が
常設展示してあるそうです。
ただ今回の目的はタバコでも塩でもなく
「和田 誠と日本のイラストレーション展」
恐らく日本中の人が和田誠さんのデザインや
イラストレーションにどこかで触れていますよ、
間違いなく。
例えば、今回はタバコなので・・・
あの「ハイライト」のブルーのデザイン、あれは和田誠さんです(^^)
ワタシもそれを知った時は驚きました。
あと週間文春の表紙のイラストレーションは1977年以降、全て描かれています、
そして今後も続いていくでしょう。
映画監督もされてますね、多才です、
小泉今日子の「怪盗ルビィ」とか「麻雀放浪記」とか、
絵本も・・・谷川俊太郎さんとの作品「穴」はシュールで面白いです。
館内に入ります、まず入館料にビックリです、大人100円(^^)
展示は2階のワンフロアでしたが、
外の通路や休憩エリアの壁一面に
これまで書かれた週刊文春の表紙がディスプレイされてました、
週間ですからね、毎月4枚、77年以降なので
約2000枚でしょうか、これを一気に見ると圧巻ですね、
そして展示室内へ入り、楽しいひと時を過ごしました。
和田誠さんの作品はもちろん好きなのですが、
中でも映画俳優やJAZZミュージシャンの似顔絵を多く描かれてまして、
それがまたイイんですよ、
映画の場合はその印象的なワンシーンを切り取って
描かれてますが、それらももちろんステキなのです。
この展示会は和田誠さん以外にも大橋歩さんや長新太さん、
あと佐野洋子さんや横尾忠則御大(笑)
そして矢吹申彦さん、安西水丸さんなどの作品も
少ないけど展示してありました。
展示室を出て・・・せっかくなので、3階の「タバコの歴史と文化」も覗いてみます。
これが意外と面白かった!
親父が好きだった「チェリー」の広告が
展示されてて懐かしく思い出しました、
よく買いに行かされてたんですよね、で、小遣い貰ってたっけ(^^)
ワタシは十年以上前にタバコはヤメたんで
今の価格すら知らないのですが、
以前吸ってた銘柄とか見ると懐かしくなります、
かつてタバコは文化だったんだなぁ~、
今は迫害されてるけど。
あっ、大昔は薬だったそうですよ(笑)
一服の精神安定剤だったのかな。
昔の映画とかカッコよくタバコ吸ったり、投げ捨てたりとかありましたけど、
最近はそういうシーンすら見ませんよね、なんだかなぁ~って感じですけど、
まぁ、タバコやめたワタシがそれを言ってもしょうがないか(笑)
1階のミュージアムショップへ、これが楽しみなんですよね、
今回も覗いてみました、タバコ関連のモノが多い(当たり前ですが)
あと塩も売ってました、珍しい岩塩みたいなやつ(笑)
ワタシは今回、レトロなマッチ箱を二つ、展示会の図録、
そして映画のシーンを描いたポストカードが数種類置かれてたので
そこから2種類選んで購入しました。
博物館を出て、すぐ近くのスカイツリーまで行ってみました、
このビルの中へ入るのは初めてです(笑)
もちろん展望エリアに上がったこともありません、
完成するまではなんかワクワクして見てたんだけどなぁ~(^_^;)
そのうち機会があればって感じですかね。
上へは30分待ちになってたので随分落ち着いたんですね、
予約がどうのとか言ってたけど今は当日でもサクッと上れるんでしょうね、
・・・詳しいことはわかりませんが。
やたら人が多かったので少しぶらぶらしてすぐに帰りました。
by opaphoto | 2017-09-19 23:00 | 美術館・博物館・イベント | Comments(2)