夏旅のタイ・見仏巡礼記 7【チェンマイ】

トゥクトゥクの運転手はおっさんが多いと勝手に思っていましたが、

手を上げて止まったのは若いお兄ちゃんでしたね、

爽やかな笑顔で挨拶してくれました。


そのお兄ちゃんに行き先を告げ、値段交渉して

走ります。先に値段を決めてるのであとは最短最速のルートで

走ってくれます、そう考えると適当に遠回りしてメーター上げるタクシーより

(全部が全部そうじゃないけど)安心だったりします、

停止するとちゃんとエンジンストップしてましたね。

途中からスーパーハイウェイ11号線っていうのを走りました、

スーパーハイウェイと言っても有料道路じゃなく広くて信号の少ない一般道、

まぁ、バイパスみたいな感じです(^_^;)

ただ交通量は多いですね、この道路沿いには大型ショッピングモールなどがあるみたいで、

郊外に住む富裕層御用達道路らしいです(笑)

しばらくすると左の小道へ入り、すぐに寺院の門をくぐり中へ入ります、

車が入るギリギリの所まで行ってくれます、それが普通なんでしょうね(^_^;)

「ワット・チョット・ヨート」に到着しました。


タイ語でチョットは7つ、ヨートは尖塔という事で、

7つの尖塔を持つ寺院という意味です。

事前に調べた情報では

ランナー王朝最盛期の9代目王ティロカラートにより、1455年に建立されたそうです、

1455年、ちなみに日本はその頃、室町時代ですね。

インドの仏教開祖の地、ブッダガヤにある大菩提寺マハーボディ寺院をモデルにして

建設されたそうで基壇には様々な姿の天上の神々が刻まれています。

ということは、ここで仏教の聖地ブッダガヤの雰囲気が味わえるわけです、

まさに今回の巡礼にふさわしい寺院です、ワクワクします(^^)


降りた場所は裏側になるみたいですね、正門はスーパーハイウェイ沿いなのでしょう、

すぐに5体の仏像が出迎えてくれました、金の袈裟がステキですが、この5名様、

ずべて仏陀、やはり仏陀主義なのです。

そしてここにもまた綺麗な花が飾られています、蝋燭の炎とお香の煙が風に揺れてます。





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周りを見渡せばこれまでとは明らかに違う雰囲気があります、

まず、境内と言うよりもまるで緑豊かな公園のようです、

いくつかの苔むしたレンガの造りの塔は一部が崩れたまま、所々から草木が生えています、

それぞれが長い時間経過の中で揺蕩うように存在していました。


順番に巡ります、まず目の前に現れたのがレンガ造りのお堂、

その中心で仏陀が光を放ちます、

外壁に塗られていた漆喰は剥げ落ち、レンガは所々崩れていました。

そして何よりも目を引くのが数多く置かれているキングコブラ像、

良くもまぁ、これだけの種類が有るものです、

ここは巳年生まれの方々が参拝に来る寺院でもあります、

その参拝者が購入した蛇を、自分の分身としてかどうか・・・

この仏陀の側に供えていくんでしょうね、

しかし、全部が全部エラの部分を開いた威嚇ポーズってのはどうなんだろ(^_^;)





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ワタシらはあまり気にしませんでしたが、

タイには十二支に因んだ参拝寺があります、

干支と生まれた曜日は重要な要素みたいですね。

ちなみにワタシは亥で火曜、カミさんは丑で日曜ですけど

事前にちゃんと調べてなかったし、タイ語で書かれているので

全くわかりません(^^)

ここまで巡った寺院で十二支の置物って・・・見なかったような(気付かなかった)

どこかにあったのかな。





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境内というよりも遺跡公園と呼ぶほうが相応しいのですが

とりあえずぶらぶらと歩きます、ホントに緑が多くて、

植物の生命力の強さを感じます、朽ちゆく仏塔は苔むし、そこに草が生え、

放し飼いの鶏は気ままにウロウロして、あちこちで犬は自由に昼寝してます、

菩提樹の下の仏陀像は静かに微笑み、周りに置かれた弟子たちの像は瞑想してます、

時折木々の隙間からの日差しにワタシの顔が照らされます。

すべては自然のあるがままに。

 まさに「Let It Be」なのです。

先程まで居たワット・スワン・ドークで感じたのとは違い、

ここには静かな時間の流れがありました、溢れる生命感の中で

朽ちてゆくということ。

何かとても大事な事をそこで見ているような気がしました、

その場の空気を吸い込み、そしてゆっくりと吐き出します。


綺麗な本堂へと行ってみます、

堂内に入ると参拝者が結構座ってました、

僧侶の方も数名、何かせっせと準備しているようです、

恐らく何か儀式でも始まるのでしょう、

須弥壇の仏像達が静かに佇んでいました。

近くまで行きたいけど、そんな雰囲気じゃないので

遠くから写真だけ撮って本堂を出ます、

靴を履いて本堂を離れた時、若い僧侶達が自由な犬数匹が現れ(笑)

本堂の入口を閉めました、犬はいつもそうしているように

階段に座り込み、まるで近づく人が居ないようにと

見張ってるみたいでした(^_^)





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7つの尖塔を眺めます、壁面の彫刻はもちろんすべてが完璧な形ではなく

いろんな部位が欠落してたりします、

だいたいこの仏塔自体が大きく崩壊してますからね、

いろんなとこを補修しなくて大丈夫なのかなと心配しちゃいますが、

ありのままで良しとするならそれはそれで素敵なことなのかも知れませんね。






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いや~、ワット・チョット・ヨート、ここもまた素晴らしい寺院でした(^^)

緑が印象的でしたね、そしてそこに感じた生命力、

素敵な時間を過ごせました。

外へ出ると、花屋さんというか供物屋さんというか、

数軒並んでます、綺麗な花飾りが沢山売られていました、

仏陀を花で飾る、そこに心の豊かさを感じましたね。


さて、先程のスーパーハイウェイ沿いまで出ます、

全くトゥクトゥクとか走ってない・・・(^_^;)

車が途切れること無く走り抜けていきます。

うーん、寺院内では感じなかったけど暑い!

そうだ、少し戻ったところに大きなショッピングセンターがありました、

そこまで歩いて行ってみます。






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「MAYA」という大きなショッピングセンターへ入ります、

涼しくて幸せ(^^) 多くの人で賑わってます、

高級ブランドショップも多い、そんなのには全く興味ないので

ただただ身体を冷やすために1階だけをぶらぶらします、

そこで両替所を発見したので、両替しておきます、

銀行系だったのか、パスポート提示を求められましたが

ホテルのセキュリティボックスの中なので、

その代わりにiPhone内に保存してるパスポート写真でも良いかと聞けば、

それでOKとのことでした(笑)コピーも持ってたけど出すのが面倒だったのよね。


すっかりのんびりして、この日最後の寺院へ向かいます、

この日最後ということは、今回のチェンマイでの最後の寺院となるんです。

出たらすぐにトゥクトゥク乗り場がある、沢山のトゥクトゥクが停まってました。

笑顔で挨拶して、行き先を告げ値段交渉、もうすっかり慣れちゃいました(^^)





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by opaphoto | 2017-10-09 23:00 | 異国への旅 | Comments(0)