2017 秋旅・古事記を巡るぶらぶら旅・その4【アマテラスの光・伊勢、神宮 】

月読宮の境内を出て少し通りを歩いて行くとバス停があります、

内宮までバスを利用しようと思い時間を見ると

あと数分でバスが来ます、

こりゃ~ツイているなぁ~と喜んだものの・・・

その時間になっても全然バスが来ない・・・・別に渋滞していないんだけどなぁ、

まったく、もう!と思ったものの、ここで思い出しましたよ、

巡礼中の教えを(笑)

神社仏閣を巡っている時は、その時の出来事は全てを受け入れないといけません、

じゃ、歩きながらタクシー来たらそれに乗ろうと切り替えました、

でも、さっきからタクシーも全然通ってないしなぁ~と、

思った頃になんと空車のタクシーがやってきましたよ!

これはきっと困ってるワタシらのために

また猿田彦がやってくれましたね・・・んなわきゃねぇか!(^o^)

迷うことなく手を上げます、乗り込んで行く先を告げます、

「内宮まで」





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タクシーを降り場からすぐに鳥居が見えました、

宇治橋です。

ついにアマテラスの聖域へ入ります、

宇治橋の手前に立ち、鳥居で一礼して橋を渡ります。



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右側通行なのでまずは鳥居の右側に触れます、

宇治橋を渡り終えた所にも鳥居がありますので

この二つの鳥居の4本の柱に行きと帰りで

4回触れることになりますね、

この鳥居の柱は神殿で使用されていたので

触れることでかなり御利益がある・・・と聞きました(^_^)

誰からって・・・タクシーの運転手さんの姿で現れた猿田彦からです(笑)






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しかし、鳥居にしても橋にしても

なんという木そのものの美しさなのでしょうか、

橋の上から見る五十鈴川と遠くの山並み、

その上にまるで鳳凰が翼を広げているような雲があります、

伊勢の空、いや、アマテラスの空ですね、

そして天上の高ヶ原の雲なのかも知れません。







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宇治橋を渡り神苑へと入りました、

とりあえず深呼吸してここの空気を吸い込みます、

そして下界での息を吐き出します、

これだけでもなんかスゴく気持ちいい(^_^)


手水舎で本日何度目かの清めを行い、

さらにその先にある五十鈴川の御手洗い場へ行き、

美しいその流れに手を付けます、

さすがに冷たいけど、この清めが一番効きそうな感じです、

自然に流れる水で清めることが何よりなのです。






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本日最後に訪れた内宮、結構時間がギリギリなのですが

まぁ、慌てることはありません、

でも先に御朱印を頂くことにします、

五十鈴川から少し歩くと神楽殿という建屋が現れます、

そこがご祈祷や御札、御守などを授けて頂くところです、

さすがに人が多い、御朱印も並んでいます。


御朱印の順番を待つ間に最初2カ所だった御朱印窓口が

一気に6カ所ほどに増え、あっという間に捌けましたね、

その時にふと目に飛び込んできたモノがありましてね、

あ~これはアマテラスが授けてもイイよと言ってくれているのだなと、

で、買いましたね(笑)

何を買ったかは、旅日記が終わった時にオマケ編でまとめて紹介しますね、

さらに御朱印編も最後に紹介します。







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そしていよいよ正宮への石段の前に着きました。

やはりここの空気感は違いますね、

まぁ、思い入れも多分にありますが(^_^;)

それ以上に全身に伝わるこの抱擁感は何なのか?

自分でもよくわからないDNAのどこかが

チカチカと反応しているような気すらします。

何はともあれ深呼吸、そして一歩一歩石段を上ります。

ここから先は撮影禁止となります。






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大勢の人が居ますが不思議と気になりません、

ここには賽銭箱はありません、

個人的な願い事も出来ません、しても無駄です(笑)

ただこの国を護って頂いている事への感謝のみです。

恐らく自分が生きてきた中で一番丁寧な

(二拝 二拍手 一拝)でしたね。

心で一言のみ「ありがとうございます」とだけ。

そして正宮を後にします。


次に向かったのが「荒祭宮(あらまつりのみや)」

天照大神の荒御魂を祀る別宮になりまりまして、

こちらの宮ではお賽銭が出来ます、そして個人的な願い事も。

ということで、いろいろとお願いしておきました(^_^;)

そして日が落ち、夜の気配が漂い始めます、

アマテラスの光が月読の光へと変わる時間になりました、

日の光も月の光もそれは希望の象徴です、

生まれた時も逝く時も人は光に導かれるのだと思いますね、

終わりは無く全ては始まり、光はそれを教えてくれているような

気がしましたね、伊勢に来て良かったなと思いました。




【人の手でテカテカになった樹皮、さすが内宮、樹木すら神々しい】
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神楽殿ではまだ参拝客が御守りなどを買い求めておりますが、

そろそろ終いの時間です。

ふと空を見ると一筋の飛行機雲、まるで何か吉兆のようにも感じましたよ。






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宇治橋を渡り、神苑を出ますと

ハッキリと分かるくらいに空気が変わります、

神世の庭で少しだけ遊ばせてもらって

現世に戻って来たような感じでした。





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神社で祀る神は大きく二つに分けられます、

天津神と国津神。

国津神を祀る神社はどこか親しみ安さがあるんですよね、

古くからとても身近な神々なのです。

それに比べ天津神はやはりどこか近寄りがたい威光を感じていましたが

今回、内宮で感じたのは導きの光、

親しみやすさとは次元の違う安堵感でした。


ならば・・・国津神の最大の聖域、出雲にも行かねばなりませんね、

とりあえず今の所、予定はしてないけど・・・(^_^;)

出雲と言えば、出雲大社、出雲族であり、

須佐之男命、さらには大国主命なのです。



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須佐之男命(すさのおのみこと)は天照大御神が天岩戸に閉じ籠もった原因なので、

そのために高天原(たかまのはら)を追放されます。

そして地上へ降りますが、そこが出雲。

そこでスサノオは、とあることから出会った櫛名田比売(くしなだひめ)

を救うために八岐大蛇(やまたのおろち)を退治し英雄神となり、

出雲の地に宮殿を造ります。

やがてスサノオは地上の出雲を離れ、根の堅州国(ねのかたすくに)に移り住むことになります。


その後、スサノオは六代後の子孫 大穴牟遅神(おおなむぢのかみ)と会います、

大穴牟遅神といえば・・・「稲羽の素兎」の話が有名ですね。

とにかく彼にお話は長いのでかなり省略します、

殺されたり、生き返ったりと大変なのですよ(笑)

で、彼は地上から逃れてスサノオの元へ来たんですね、でも、スサノオはそんな彼に

数々の試練を与えます、そして彼はそれらを乗り越えました、

その時、スサノオは彼に新しい名を与えます、

その名が「大国主命(おおくにぬしのみこと)」

こっちの名が馴染みありますよね。


大国主命は国造りに励み、豊かなこの国を完成させますが、

この時に高天原の天照大神が「地上の国は私の子孫が治めるべきだ」と宣言し、

その命を受けた最強の武神が地上に降り立ちます、

これが「建御雷神(たけみかずちのかみ)」

あの鹿島神宮に祀られているお方です。

建御雷神は大国主命に国譲りを要求、

息子二人が反抗、建御雷神に力比べを挑み完敗。

大国主命は国譲りの条件に「天にも届くほどの神殿を造って欲しい」と要求、

それが現在の出雲大社ですね。

こうして日本海側一帯を支配した古代出雲はヤマト王権に屈して

国譲りが完結します。


ここでふと思い出すことありませんかね、

高円宮典子さまと千家国麿さんの結婚・・・

今現在、別居中とか報じられてましたが、それはさておき・・・(苦笑)

天孫族である高円宮家と出雲族である千家さんの結婚は

古事記を読んだ方ならなんともロマンを感じるニュースでしたよね、

国譲りの因縁があるわけですから、出雲大社と神宮は相容れない部分があります、

アマテラスはスサノオの事、弟だけど嫌いですからね(笑)

しかも天から追放されてるし。


まぁ、現代に生きるお二人の今後が少々心配ですが、余計なお世話なので

この話はおしまい(^_^;)


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内宮を出たら賑やかな通りを抜けていきます、

目指すは「赤福本店」(笑)

そこで一服してバス乗り場へと向かいます。

今度はタイミング良くすぐにバスが来ました、

伊勢駅前で降りて今回の宿へチェック・インします、


さぁ、楽しみな伊勢の夜が始まりました。




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【伊勢との神宮と言えば、酒は「白鷹」】
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【赤福本店、この佇まい】
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【これを食べた時の幸福感ったら(*^_^*)】
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< 続く >


by opaphoto | 2017-12-10 23:00 | 旅日記 | Comments(4)

Commented by rollingwest at 2017-12-11 21:36
伊勢神宮は過去2回行きましたが今度は外宮を回ってみたいです。古事記といえば伊勢神宮の次は出雲大社を訪問されてみては・・。この2つ大社に秘められた関係は相当深くミステリーなものが満載です。そのキーワードは国譲りではなく呪いと祟りです。
今日は本当に夕方から風が厳しくなって冷えてきました。お風邪など召されませんように!あっという間に師走第1週も終わりが近づき、慌ただしいままに年賀状書きや大掃除に突入しそうな予感が・・。
(PS)ジョンレノンの命日にあたり「イマジン」を公開いたしております。
Commented by opaphoto at 2017-12-12 20:55
RWさん、こんばんは。
出雲には行きたいと思ってますが、
いつになるやら(^_^;)
呪いと祟り・・・恐ろしいワードです、
古事記の裏側ですね(笑)
そういえばごく最近も、とある神社で呪いと祟りが(苦笑)
仏の世界も神の世界もピースフルに願いたいもんです。
Commented by tapara at 2017-12-12 21:58 x
おーぱさんこんばんわ

>出雲には行きたいと思ってますが、いつになるやら

行くつもりにしていてれば、時が満ちた時に達することができますよ

俺等は、叔母が松江の旅館の娘だった関係で、高2の時に宍道湖や出雲大社などを訪れました あの時は萩や秋吉台・秋芳洞、津和野などと盛りだくさんの旅でした

稼ぎの無い高校生が、生意気にも、あんな凄い体験をして良いものかしらね
Commented by opaphoto at 2017-12-14 21:21
taparaさん、こんばんは。
そうですね、その時が来たらサクッと行くはずです(笑)
若い頃の旅は一生の宝になりますからね。
ワタシも松江には古い釣り仲間が居るんですよ、
いまだに年賀状のやりとりしてますが
行った時には会いたいなと思ってます、
地味ですがしみじみとした良い町だという
印象がありますね。