人気ブログランキング | 話題のタグを見る

烏枢沙摩明王の御札

随分前に気になって欲しいなぁ~と思ってた御札なんですが

なかなか見かけない、そのうち忘れちゃってて・・・。

それがなんと先日のサイクリング中に

垂れ桜見物で立ち寄った市川市の弘法寺にありましたよ。


なんとなく社務所を覗いたんですが、

恐らくこれは「なんとなく」ではなく、「導かれた」のだと思ってますが(笑)

御朱印があったので御朱印帳持ってくれば良かったなぁ~と思っていたら、

カミさんが「あっ!」と指を指しています、

見ると、なんと探していた烏枢沙摩明王の赤い御札が

目に飛び込んできました!

しかも1枚しか無い、なんという幸運(多分、言えば奥から出してくれたと思いますが)

すぐに購入しました。


で、帰宅後すぐに1階のトイレの壁に貼り付けました(^_^)



烏枢沙摩明王の御札_b0247073_22434823.jpg




さて、烏枢沙摩明王とは?となりますよね、

まず烏枢沙摩は「うすさま」と読みます。

そして「明王(みょうおう)」と言えば五大明王が有名ですが、

宗教によって一部入れ替えが発生してます(^_^;)

まぁ、空海と最澄の解釈の違いなのでしょうか?

真言密教の場合は「不動、降三世、軍荼利、大威徳、金剛夜叉」

これが台密(天台密教)の五大明王となると

「金剛夜叉」が「烏枢沙摩」に変わります、

天台宗の方が烏枢沙摩明王を高位に置いています。


烏枢沙摩はもともと古代インド神話では炎の神で

この世の一切の汚れを焼き尽くすと言われてます、

うーん、こりゃまた凄まじい功徳の与え方です、

そこが幅広く解釈され不浄を清めるというわけで・・・トイレの神様となりました(^_^;)

烏枢沙摩明王の御札を貼れば家内の不浄はすべて焼き尽くされ

浄化されるのです(^o^)

しかもその浄化作用はそこで用を足す人間の体内にも及び、

下半身系の病も焼き尽くされると言います、

もしかして切れが悪いとかも治るかな・・・?(笑)


そもそも初めて烏枢沙摩明王の御札をトイレで見たのが

甲府に住んでいる友人夫婦の家でした。

登山の前乗りの時に宿泊させて貰ったことがありまして、

その時に御札を見てその意味を教えて貰いました。

何でもお腹が弱いと言うことで

誰かに勧められたような話でしたが。

とにかく効く効かないは関係なく、そのトイレに貼る御札に魅せられて、

ついついワタシも貼りたくなったわけです。


でも、なかなか出会う事が無い御札でした、これだけ寺院巡りしているのに。

そのうち探すこと自体をすっかり忘れてましたよ。


そこで今更ながら調べたら

烏枢沙摩明王を祀っている寺院って少ないのです。

奈良の金峯山寺にあったようですね・・・行ったのに、

気付かなかったなぁ(^_^;)


あと貼る位置とか向きとかありましたね、

目線より高い位置、南向き、もしくは東向き、南東向きらしいです。

・・・・貼り直しました(笑)

これでトイレ掃除にも一段と精が出ます。


さて、そんなわけで1階のトイレは浄化されたわけですが

2階にもトイレがあるのです・・・こうなると何か気になる(笑)

もう一枚、御札が欲しい!

不浄を焼き尽くしたいと思うわけです。

手に入れなきゃ(^_^)



【市川市 弘法寺の桜】

烏枢沙摩明王の御札_b0247073_22451168.jpg

by opaphoto | 2018-03-27 23:00 | 神社・仏閣・仏像 | Comments(4)

Commented by tapara at 2018-03-28 23:12 x
おーぱさん、こんばんわ
このお札のことはここで初めて知りましたが、デザインが素晴らしいです
「トイレの神様」というよりも「下の大王」てな感じですね
購入即貼り付けという意気込み、わかります(笑)

おいらは、京都人の常として、愛宕さんのお札を台所に貼っています ^^ ~

http://atagojinjya.jp/
Commented by opaphoto at 2018-03-31 00:13
taparaさん、こんばんは。
なかなか効きそうでしょ?(^_^;)
台所にも火除けの札とか貼りますよね。
で、早速、愛宕神社を調べてみました、
ここは観光客より地元の方が多そうですね、
ハイキングを兼ねての参拝ですかね。
京都は深いなぁ(^_^)
Commented at 2020-01-10 18:33 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by opaphoto at 2020-01-12 11:58
ミノワさん、こんにちは。
随分前の記事でしたが、お役に立てたのであれば幸いです。
わざわざコメントを頂き、有り難うございます。