烏枢沙摩明王の御札
随分前に気になって欲しいなぁ~と思ってた御札なんですが
なかなか見かけない、そのうち忘れちゃってて・・・。
それがなんと先日のサイクリング中に
垂れ桜見物で立ち寄った市川市の弘法寺にありましたよ。
なんとなく社務所を覗いたんですが、
恐らくこれは「なんとなく」ではなく、「導かれた」のだと思ってますが(笑)
御朱印があったので御朱印帳持ってくれば良かったなぁ~と思っていたら、
カミさんが「あっ!」と指を指しています、
見ると、なんと探していた烏枢沙摩明王の赤い御札が
目に飛び込んできました!
しかも1枚しか無い、なんという幸運(多分、言えば奥から出してくれたと思いますが)
すぐに購入しました。
で、帰宅後すぐに1階のトイレの壁に貼り付けました(^_^)
さて、烏枢沙摩明王とは?となりますよね、
まず烏枢沙摩は「うすさま」と読みます。
そして「明王(みょうおう)」と言えば五大明王が有名ですが、
宗教によって一部入れ替えが発生してます(^_^;)
まぁ、空海と最澄の解釈の違いなのでしょうか?
真言密教の場合は「不動、降三世、軍荼利、大威徳、金剛夜叉」
これが台密(天台密教)の五大明王となると
「金剛夜叉」が「烏枢沙摩」に変わります、
天台宗の方が烏枢沙摩明王を高位に置いています。
烏枢沙摩はもともと古代インド神話では炎の神で
この世の一切の汚れを焼き尽くすと言われてます、
うーん、こりゃまた凄まじい功徳の与え方です、
そこが幅広く解釈され不浄を清めるというわけで・・・トイレの神様となりました(^_^;)
烏枢沙摩明王の御札を貼れば家内の不浄はすべて焼き尽くされ
浄化されるのです(^o^)
しかもその浄化作用はそこで用を足す人間の体内にも及び、
下半身系の病も焼き尽くされると言います、
もしかして切れが悪いとかも治るかな・・・?(笑)
そもそも初めて烏枢沙摩明王の御札をトイレで見たのが
甲府に住んでいる友人夫婦の家でした。
登山の前乗りの時に宿泊させて貰ったことがありまして、
その時に御札を見てその意味を教えて貰いました。
何でもお腹が弱いと言うことで
誰かに勧められたような話でしたが。
とにかく効く効かないは関係なく、そのトイレに貼る御札に魅せられて、
ついついワタシも貼りたくなったわけです。
でも、なかなか出会う事が無い御札でした、これだけ寺院巡りしているのに。
そのうち探すこと自体をすっかり忘れてましたよ。
そこで今更ながら調べたら
烏枢沙摩明王を祀っている寺院って少ないのです。
奈良の金峯山寺にあったようですね・・・行ったのに、
気付かなかったなぁ(^_^;)
あと貼る位置とか向きとかありましたね、
目線より高い位置、南向き、もしくは東向き、南東向きらしいです。
・・・・貼り直しました(笑)
これでトイレ掃除にも一段と精が出ます。
さて、そんなわけで1階のトイレは浄化されたわけですが
2階にもトイレがあるのです・・・こうなると何か気になる(笑)
もう一枚、御札が欲しい!
不浄を焼き尽くしたいと思うわけです。
手に入れなきゃ(^_^)
【市川市 弘法寺の桜】
by opaphoto | 2018-03-27 23:00 | 神社・仏閣・仏像 | Comments(4)
このお札のことはここで初めて知りましたが、デザインが素晴らしいです
「トイレの神様」というよりも「下の大王」てな感じですね
購入即貼り付けという意気込み、わかります(笑)
おいらは、京都人の常として、愛宕さんのお札を台所に貼っています ^^ ~
http://atagojinjya.jp/
なかなか効きそうでしょ?(^_^;)
台所にも火除けの札とか貼りますよね。
で、早速、愛宕神社を調べてみました、
ここは観光客より地元の方が多そうですね、
ハイキングを兼ねての参拝ですかね。
京都は深いなぁ(^_^)