気怠い午後とリッキー・リー・ジョーンズ
リッキー・リー・ジョーンズの曲を最初に聴いたのは、
ヒット作「Chuck E`s In Love」でした。
どこか気怠そうなあの歌声は
一度聴いたら忘れません。
ファーストアルバム「浪漫」の中の1曲でしたが
そのアルバム自体も高評価されました。
デビューアルバムにしてもう名盤なのです(^_^*)
また、ジャケット写真の美しさにも惹かれました、
アンニュイって言葉がこれほど当てはまる人も
居ないなと思えるほど素敵でした。
もちろん今でもたまに聴く「浪漫」は全編を通して素晴らしい完成度で、参加ミュージシャンも素晴らしいのです。
書き切れないほどですが有名どころを挙げると
キーボードでDr.ジョン、シンセでランディ・ニューマン、ベースのウィリー・ウィークス、
ドラムのスティーヴ・ガッドにジェフ・ポーカロ、サックスにはトム・スコット、
バックボーカルにドゥービーのマイケル・マクドナルド・・・いやはや、贅沢(笑)
彼女のファンになったワタシは1981年発売のセカンドアルバム
「Pirates」ももちろん購入しました。
参加ミュージシャンがまた豪華でした、
スティーブ・ガッド、デビット・サンボーン、ドナルド・フェイゲン、
ランディ・ブレッカー、スティーブ・ルカサー、チャック・レイニー・・・・。
これで良くないわけがない(笑)
その後、2枚のアルバムを挟んで89年に発売されたのが
「Flying Cowboys」
これもまた素晴らしいアルバムです。
CDで買い直して持っております(^_^;)
プロデュースはあのスティーリー・ダンのウォルターベッカーです。
ワタシはとにかくこの3枚のアルバムをよく聴きましたし、
今も聴いてます。
そして、その後来日公演が行われたのが1990年でした。
ワタシ・・・その時に行きました!(^_^)
チケットを探したら有りましたよ。
新宿の厚生年金会館でしたね、今はもうありませんが、
思い出深いホールです。ここでオールマン・ブラザース・バンドも観たし。
さすがに今となってはその時のパンフを見ても
セットリストさえ覚えていませんが、
とにかくステージのリッキー・リー・ジョーンズが素敵だった事は良く覚えてます(^_^;)
ちなみに彼女はあのトム・ウェイツと同棲してたんですよね、
そう言われると似てる雰囲気を持つ二人です。
そして彼女のソングライティングのセンスはあのリトルフィートのローウェル・ジョージの
最初で最後のソロアルバムに取り上げられた事でも有名です、
まぁ、それが彼女のデビューのきっかけにもなってますが。
最近のお姿をYouTubeで拝見しましたが
相変わらず素敵でした、
あの声も変わらずに。
それを観てて思ったのは、
今、アコギを抱えて歌う女性シンガーソングライター達が日本にも居ますよね、
名前がすぐに出てこないけど(^_^;)
そのルーツを探れば、ワタシの場合はどうしてもジョニ・ミッチェルが浮かぶのですが、
リッキー・リー・ジョーンズも確実に影響を与えた1人だと思います。
さて、そんなリッキー・リー・ジョーンズの楽曲を聴くなら、
時間を持て余した休日、良く晴れた午後が良いかなぁ、
風が心地良いベランダから空でも見ながら、
雲の流れを楽しんだりして、ビールでも飲みながら。
by opaphoto | 2018-05-22 23:00 | 音楽転々 | Comments(2)
リッキー・リー・ジョーンズ、いいとこ付いてこられたもんだ ^^~
おいらは、時々アップされている(ように思う)、コンサート評や新譜紹介と違う好きなレコードの記事が好きですね。
彼女の歌にはじめて接したのはカーラヂオ。 会社の帰りに友人のクルマで聞いていたFENだったような、気がします。 タイプは違えど、ジョニ・ミッチェルみたいに他の人と全く違った個性の声とメロディに、うたれたのを思い出します。
ファーストやセカンドはもちろんですが、「マガジン」ていうのも好きだったような記憶。 オーパさんみたいなライブ体験はないのですが、いつまでも瑞々しいイメージを抱いている歌い手さんです❤
好きなレコードのこと、上手く伝えられているかどうかですが(^_^;)
ありがとうございます!
カーラジオってのがイイですね(^_^)
その時の風景と一緒に記憶されるので心に残りますね。
そうそう、「マガジン」ありましたね、忘れてました(^_^;)
借りてカセットに録音したような気がするけど。
はてさて。