2018 夏遊び1日目・山歩記・八方尾根~唐松岳頂上山荘【北アルプス】

久しぶりに雄大な北アルプスの山岳風景が見たくなったので

海の日の三連休を利用して出かけました。


一口に北アルプスと言っても、それこそ沢山の山があり

ルートもいろいろとあります、

二日目は安曇野サイクリングを予定しているので

その近くに宿を取りました、なので山歩きは日帰りコースになります。

となると・・・思いつくのは一択のみ(^_^;)

雄大な山岳風景も楽しめる尾根歩きと言えば「八方尾根コース」になります。

しかも最初はリフトでラクできるし。


八方尾根~唐松岳は一応、北アルプス入門者向けと言われていますよね、

でもね、入門者向けだろうがなんだろうがそんなにラクな登山はありません(笑)


事前にルート状況を調べ、新しい地図を買いチェックしました、

で、一番大事なのはリフトの開始時間と終了時間です。

唐松山頂までの標準タイムは大凡登り4時間、

下りが3時間半となってます・・・うーん、合計7時間半かぁ~、長いっす(>_<)

ここ何年も山歩きは年に数回程度、ほとんどは2時間以内に登頂出来る山ばかりでしたから、

鈍った身体にこの時間はキツいかなと思いましたが、

とりあえずリフト終了までに余裕を持って

戻れる時間を考えながら八方尾根を行けるとこまで行くと

いう事にしました。



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前夜、22時頃に自宅を出ます、もっと早く出発する予定でしたが

この日に限り仕事が遅くなってしましました。(大体、そういうもんです)

ナビで行き先を設定すると4時間以上・・・若干ウンザリしながら走り出します。(^_^;)

連休前でもさすがにその時間だと渋滞は無く快調に進みました。

目的地の黒菱平に着いたのは3時前でした。

その時点で駐車場には多くの車が停まってましたが、

とにかく暗いので駐車場の全体が見えず広さが良くわかりませんでした、

とりあえず仮眠です、

リフトの運転開始時間は6時45分、それまで3時間ほど眠れました。


で、起きたのが6時半、思ったより広い駐車場には車が沢山。

やはり夏山シーズンで、快晴の予報ですから多くの方が訪れたようです。

そしてもう既にリフト待ちの方々が並んでました・・・気合い入ってますね、

ワタシらも慌てて準備し、その列に並びました。





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順番が来て「往復チケット」を購入し、2つのリフトを乗り継いで

スタート地点の「八方池山荘」に着きます。ここまでは当然ラクです(笑)

この時点で8時でしたね、うーん、完全に出遅れました。

予定してた時間より30分遅い(>_<)

リフトの順番待ちが思ったよりもかかっちゃいました。


歩き始めは霧の中、綺麗に敷かれた木道を歩きます、

少しずつ高度が上がります。




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約1時間で八方池ケルンに着きます、

ここで一気に霧が晴れ白馬三山が眼前に現れました!

圧巻の大パノラマ、これが見たかった。

向かって右奥の「小蓮華山」視線を左に流しながら「白馬岳・杓子山・白馬鑓ヶ岳」

感動の風景が広がります。

更に左を見れば「天狗ノ頭」そして「不帰嶮(かえらずのけん)」

右から左へ「不帰嶮Ⅰ~Ⅲ」と並んでいます、

特に「不帰嶮Ⅲ」なんて自然の造形にしてはカッコ良すぎる!

まるで怒れる神の爪痕みたいです。

何度も写真で見てましたがやはりこの目で見ると違いますね。

少し落ち着いて(笑)下を見れば八方池が空の青さを映してました、

絵に描いたような風景、どこをどう撮っても絵になります。





【実はワタシよりカミさんの方が登山歴は長いのです(^_^;)】
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【美しい白馬三山(*^_^*)】
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【正面に天狗ノ頭、その左側に不帰嶮】
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【八方池】
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【立派なケルンが多い】
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【振り向けばこの風景、気分は雲上人(^_^)】
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【辛い、キツい・・・(^_^;)】
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【正面奥が鹿島槍が岳、手前が五竜岳】
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【雪渓歩きは涼しくて楽しい】
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でも、まだ先は長い、これらの山々に見守られながら歩きます、

完全に霧は晴れ、容赦ない夏の日差しが全身に降り注ぎます、

飲み物を口にする回数が増え、汗もガンガン出ます。

気を付けないと脱水してしまう、そんな天気です。

うーん、ここまで快晴で無くても・・・若干曇りが良かったかなぁ(まぁ、贅沢ですけど)


途中から雪渓が現れました、「扇雪渓」です、

渡る風がヒンヤリして、熱い身体を冷やしてくれます。

美しい緑の樹林帯もありました、日差しが遮られホッとします、

山は時に優しい。



でも、登りはキツいもんです、急登はなくても長い登りで息が上がります、

日頃の運動不足が祟ります(^_^;)

それでもペースを守って一歩一歩前へ。

やがて広い頂の丸山ケルンへ着きました。

ここでゆっくり休憩を取ります。

歩いていると暑いけど、止まると涼しいんですよねぇ~、

標高の高さに助けられます。




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【中央の白っぽいシャツがワタシです、撮影に夢中なのです(*^_^*)】
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【不帰嶮Ⅲ 素晴らしい!】
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そこから唐松岳頂上小屋まで一気に登ります、

途中、細い場所があり、登りと下りでタイミングを合わせ、

数人毎交互に。これが結構時間かかりましたね。

そう言えば登っている途中に山岳パトロールの方が皆さんに声を掛けてました、

今日は登山客が多く、この先の細い場所でかなり混むので時間に余裕を・・って感じのことを

言われてました。ここのことだったのかと。





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左の奥に鹿島槍の南峰と北峰が見えています、

その手前には五竜岳。いや~鹿島槍の2本の角もカッコいいけど、

五竜も素晴らしい、堂々たる山容です。

以前、登山リストに入れた山ですが

完全に一泊二日で12時間位歩きますからね・・・後回ししていまだに・・・です。

そんな山ばかりですけどね。


しかし、いつも思うのは登りの辛さ・・・(苦笑)

こればっかりは全く慣れません、そもそも「慣れる」もんじゃないか!

山歩きのトレーニングは山を歩くしか無いと言われてますが、

痛感しますね。

もう少し山歩き回数を増やさないとダメだなぁ~と息を弾ませながら反省しました。

そして、やっと、小屋が見えてきました。

さらに眼前に唐松岳への登りが見えます、

とりあえず小屋の前にリュックを下ろし座ります、

これで完全にへたり込みましたね、(^_^;) 体力的にもここまでで良しとします。





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【名峰 剣岳を眺めながらの山飯タイムは贅沢でした】
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帰りも今来た道を約3時間程歩くので、ゆっくりと休憩を取りました。

とにかく笑っちゃうくらいに喉が渇きます!

もう全身の水分が蒸発しているようでした。


山小屋の売店を覗くといつものように山バッジがありました、

これを買うのが楽しみになったので、買いました、

しかも以前登った白馬岳もあったので買いましたね、

山バッジを買い始めたのはつい最近なので昔登った山は全然持っていないのです、

失敗したなぁ~と思いますが、どうしようもありません。

あとは眼下に見えるテント場をチェックします、

なかなか快適そうなので、これだとテント泊も楽しそう。

唐松岳頂上小屋も実に快適そうだし、当然有料ですがトイレも凄く綺麗だと

カミさんが喜んでましたから、テント泊で唐松から五竜も有りかなと思いましたね、

あれ・・・登ってるときはあんなにキツい!辛い!を連発してましたが

上に着くとそんなこと忘れてます、まぁ、そんなもんです、だから山は楽しい。


山飯を食べながらのんびりと目の前の風景を楽しみます、

これが醍醐味です。

テント場の先に見える稜線、雪渓模様も絵になります、

一番尖っているのが名峰、剱岳です。これだけはすぐに分かりました。

あとは後日調べたんですが・・・。

左側に黒部別山、立山、奥には薬師岳、北薬師岳。

右側には白ハゲ、赤ハゲ、猫又山と続きます。




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【唐松岳山頂への道、今度登ります(笑)】
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日本の山岳風景はホントに美しいもんですね、

この神々しさは、やはり神の領域なのだと感じます。

ふとGWに訪ねた奈良の吉野を思い出します、

山岳信仰の開祖、役行者は日本最古のアルピニスト、

その役行者の前に天から降り立った

三体の蔵王権現のことが頭をよぎりました、

うーん、やはり人間は謙虚であるべきなのですね、

大いなる自然に対して。




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帰りの時間になります、重い腰を上げ、歩き始めます、

飯食った後だからスローに行きます。

下りは膝に来るので、浮き石などに注意して歩きました、

特に切れ落ちてる所は慎重に進みます。

たまに見渡すダイナミックな風景は疲れた身体を癒やしてくれました。


特に急いだわけでも無いけど思ったよりも早く着くことが出来ました、

リフト終了まで1時間以上ありました。

あ~これだったら山頂行けたかもなぁ~と思いましたが、

あの時点では最良の判断だったと思うことにします(^_^;)

全行程6時間45分の山歩き、いや~疲れました!

でも、鈍った身体にしては上出来かなと思いましたよ。




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【混雑中(^_^;)】
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【八方池まで戻って大休憩】
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【コーラ飲んで、ソフトクリーム食べて、とにかく幸せ!】
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八方尾根はリフトを利用すれば八方池までの往復なら2~3時間で

スニーカーでも十分楽しめます、

目の前に迫る白馬三山の大パノラマは素晴らしく周辺は高山植物の宝庫です。

下界と違って涼しいので夏場はお薦めです。

ただ八方池より先に進むには、ちゃんとした装備必須です。




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ぼんやりと白馬岳の頂きを見ながら、2011年にテント泊で登ったときのことを思い出しました、

丁度、この日と同じ海の日の三連休でしたね。

その時にコンデジで撮った写真があまりにも実際見た風景と感じが違っていたので

なんか、ガッカリしちゃって、

それがきっかけで、その後、デジイチ(Nikon D7000)を買ったのでした。

それから北アルプスに来ることは無く(その間、カメラはあれこれ買い替えたけど(^_^;)

やっと今回、D810に16-35を付けて、この風景の中に帰ってこられました。



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唐松岳山頂には行けなかったけど、

とても楽しい八方尾根歩きでした。




<夏遊び二日目・ 安曇野サイクリング編へ続く >


by opaphoto | 2018-07-20 23:00 | 山歩記 | Comments(2)

Commented by tapara at 2018-07-21 23:45 x
おーぱさん、たいそうお疲れさまでした ~~

写真の数々、ほんとに楽しませていただきました
特に、雪残りと他風景との対比

もう、何も言えません ありがとうございます ^^~
Commented by opaphoto at 2018-07-22 16:01
taparaさん、こんにちは。
そちらは祇園祭ですね、今年は特に暑そうですが。
雪渓の写真などで多少なりとも涼を感じて頂けたら
嬉しい限りです(^_^)