筒井康隆展(世田谷文学館)
先日、銀座で「書人展」を観た後、
少し遠いけど世田谷区南烏山へ向かいました。
そこは世田谷文学館、開催されていたのが
「筒井康隆 展」でした。
10月から開催されていたのは知ってましたが、
なかなか機会が無く、最終日前日にやっと行けました。
まず、世田谷文学館という場所に来たのが初めてでしたね、
今後、好きな作家さんの展覧会が開催されるかも知れないので、
たまにチェックしないといけませんね。
京王線の芦花公園駅から少し南下した辺り、
突然現れる古い屋敷跡のような土塀が目印です、
その土塀に沿って歩き左へ入れば
近代的な建物が目に入ります、そこが世田谷文学館でした。
入り口を入り、正面で入場券を購入、会場は二階ですが、
すぐ左側にあるミュージアムショップへ。
もしかして筒井康隆のサイン本が残ってないかなぁ~と思ったんですが、
さすがにありませんでした、来るのが遅過ぎたということです、あ~残念!
図録などあったので後で買うことして、会場へ入ります。
1週間前の12/1には筒井康隆さんご本人による朗読会もあったようで、
かなり力の入った展覧会です。
会場内はかなり賑やかな感じで、筒井ワールド浸ることが出来ました、
懐かしい装丁を見れば、十代に頃に夢中で読み耽った事を思い出しました。
とにかく最初に読んだ本の印象が凄かった!
それは短編集「日本列島七曲り」
それまで読んでた本とは全く違う強烈なナンセンスギャグ、
どうしたらこんなこと思いつくのかと言うほどでした(笑)
その中の「陰悩録」はいまだに覚えているくらいです、
ホントに面白かったなぁ(^_^;)
その1冊で筒井康隆にハマりました。
懐かしい表紙を見て回るうちにいろいろ思い出し懐かしくなりました、
「家族八景」「俗物図鑑」「狂気の沙汰も金次第」「七瀬ふたたび」「俺に関するウワサ」
「にぎやかな未来」「アフリカの爆弾」「ウィークエンド・シャッフル」「笑うな」
などなど挙げたらキリが無いです。
大人になってからは、なぜかあまり読むことは無くなったけど
それでも新刊が出れば一応チェックしてましたね、
絶筆宣言した時は驚きましたが、そういう自由奔放さも
筒井康隆ならではなのです、今後も好き勝手にやって欲しいなぁと思います。
一番最近読んだのは「旅のラゴス」でしたが、
もう、納得の面白い小説でしたね、さすがだなぁ~と思ったもんです。
大分、読んでない本があるので、これを機に今後ぼちぼち読もうかなと思ってます。
最後に「書人展」行った後だからじゃ無いけど、
直筆原稿の字、上手い!(^_^;)
IQ187の天才少年の凄い人生の一部に触れることの出来た素晴らしい展覧会でした。
はぁ~やっぱり、サイン本欲しかったなぁ~。
by opaphoto | 2018-12-15 17:00 | 美術館・博物館・イベント | Comments(2)
(PS)今洋楽LAST記事は、2018年を振り返る「年末狂歌レビュー」、洋楽記事はビートルズ 「ヘイジュード」50周年&「ホワイトアルバム」(後編)を公開しておりますので覗いてみて下さい。今年も大変お世話になりました。
有馬記念、3歳馬が取りましたね、
レイデオロ届かずでしたが例年に比べると
地味な有馬でした。
筒井康隆展はもう終了してるので世田谷文学館いっても無駄ですよ(笑)楽しい展覧会だったので
またそのうちどこかでやってほしいですね。
ブログは振り返りレビューやってるんですね、
そのうちお邪魔します。