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2019 改元GW・琵琶湖サイクリング(ビワイチ巡礼 前編)

5月1日(令和元年)

【高島市〜白鬚神社〜大津市〜満月寺(浮御堂)〜草津市〜近江八幡】

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前日は多賀大社への参拝を最後に

宿泊のホテル「今津サンブリッジホテル」へ移動しました。

場所は琵琶湖の北西にある高島市今津町です。

こちらのホテルは琵琶湖のサイクリングを楽しむ人達に

優しいホテルなので、部屋に自転車持ち込みが出来ます、

それ以外にも空気入れ(フレンチバルブ対応)や工具セット、

チューブ、ケミカル類も揃えていてくれるので

何かと便利です。

当初の予定では近江八幡から自転車で出発して

こちらへ来るつもりでしたが、

天気の都合でサイクリングの日程を1日ずらし、

ここを出発地に変更しました。


翌朝は元号が代わり、令和初日の5月1日です。

スカッと晴れてて欲しいけど、それは無理でした、

天気予報は悪い方に変わってます。

窓の外は曇り空、眼下に走る車を見るとワイパーが動いています、

とりあえず間欠でしたが。


朝食を済ませ、出発準備をします。

ホテルの方に1泊でビワイチする事を伝えたら

その間、車は駐車場に止めておいても大丈夫ということでした。

車番とか携帯番号とか知らせましたが、

近くの有料パーキングを探す予定だったので助かりましたね。


小雨の降る中、駐車場で出発の準備をします、

今まで雨の日にサイクリングをしたことは無いけど、

今回は仕方ないです。

天気の回復を願いつつ、8時過ぎに漕ぎ出します!

さぁ、琵琶湖一周の旅です、

1泊2日約200K、どうか無事に完走出来ますようにと

琵琶湖に住む神々にお願いしておきます。






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走り出したら、知らない町、知らない道にワクワクします、

旅漕ぎはやはり楽しい。

路面は濡れています、降ったり止んだりの空模様、

でも、酷い本降りにはならないようです。

左側には曇り空を映した灰色の琵琶湖が横たわっています、

こりゃ〜もはや海です(笑)

でも海と違うのは、ベタ付く潮臭さがない点ですね。




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少し走ると懐かしい今津の観光船のりばに着きました。

ここは2015年のGWに竹生島へ向かった場所です。

つい、この間のようであり、随分昔のことのようであり・・・。

あの時に、いつか自転車で琵琶湖一周してみたいなと話してたんですが、

今それが現実になったのだと、しみじみ思いました。

思いを言葉にすれば叶うこともあります、
言霊ですね。




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「さざ波サイクリングロード」と書かれた案内板を何度となく目にします、

道路にはブルーの矢印があり、方向を教えてくれます。

ただ、途中で、その表示が無くなる場所もあり、

ちょっと迷うとこもありましたね、

そんな時は左側に琵琶湖を意識して進めば、

大きく間違えることはありません。

雨の当たる音、耳に響く弾む息、

淡々と漕ぎ、距離を縮めて行きます。







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自転車道が161号線と交わり、交通量のある路肩走行になります、

すると、その先に見えてきたのが湖中大鳥居です。

曇天ながら雲は高く表情があるので少し幻想的に見えます。

161号線を挟んで左が大鳥居、右側にあるのが白鬚神社総本社、

なので、参拝は国道を横切る必要があります、

多くの方が車が途切れた瞬間を見計らって

一斉に移動してました。

鳥居が見える近くのガードレールに自転車を止め、

白鬚神社へ渡り、参拝します、

とりあえずは今旅とビワイチの無事を祈願しました。

そして令和元年初の御朱印を頂きました!

令和の最初に頂いたのが白鬚神社の御朱印になりました。

この近江最古の大社である白鬚神社の御祭神は猿田彦命なのですね、

国津神の代表的な神様で、この国の民に寄り添ってくれる頼りになる神様です、

白髪、白髭を蓄えたその姿から白鬚神社に祀られているようです、

天孫降臨の際に道案内をされたということで

道開きの神でもあり、そう言う意味では、

ビワイチの道案内に相応しい神様に出会えました。

ちなみにワタシら夫婦は、その猿田彦を祀る猿田神社で式を挙げました、

・・・遠い昔の話ですが(^_^;)

何かと縁を感じる猿田彦命、今年は娘が嫁いだ年でもあるので、

いろんな事に感謝して参拝させて頂きました。

境内でトイレも済ませ、少し休憩して漕ぎ出します。




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JR湖西線の高架沿いを走り、

いくつかの駅を通り過ぎました、

とても静かで人にもあまり出会いません、

高架沿いの細い道を右に左にと進みますが、

案内表示があるので間違えることはありません、

路面に記された表示を写真撮影し漕ぎ出してから、

少し走った所で、なんとコケちゃいました(笑)

よく覚えてないけど、ちょっとブレーキかけたら滑ってしまい、

左側を下にしてズズズーッって感じで倒れました。

スピードは出てないので、とりあえず自転車は問題無し、

アウターの左肘部分が擦れて穴が空き、

左膝が痛い、タイツ履いてたから大したことないと思ったけど、

タイツは大丈夫なのに膝は丸く擦り剥けていました・・・、

あと左の腰骨辺りを軽く打撲、以上。厄落とし完了(^_^;)




【これを撮影した直後にコケました。赤い部分って滑り止めだけど・・・滑りました】
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【出ました!飛び出し坊やオリジナル、名前は「とびだし とび太」です。(笑)】
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その後、静かな町中を抜け、また琵琶湖沿いに戻ります、

やっと先の方に琵琶湖大橋が見えてきました、

テンション上げてガシガシと漕ぎ進みます。

琵琶湖大橋に着き、おやつ休憩。

ベンチに座りのんびりします。

ここで琵琶湖の北湖エリアが終わります。

この橋を渡って対岸へ行き北上するのが

お薦めのビワイチだと言われています、

さらに南湖へ下り、瀬田川に架かる橋を渡って

対岸へ、そこから北上するのが

フルビワイチになります。

ワタシらはフルを選んだので、まだこの先も南湖沿いを下り大津へと向かいます。

南湖一周は約50K 、まだ先は長い・・・。

琵琶湖大橋の下まで行ってみると

バス釣りの方を発見、橋桁にぶつけてルアーを落としてましたが、

その後釣れたかな。



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気合いを入れて再スタート。

しばらく進むと次なる巡礼地の案内板が出て、

テンションが上がりました。

案内板に従って進み、到着したのが「浮御堂」です。

近江八景のひとつ、広重が描いた近江八景のひとつ「堅田落雁」で有名ですね、

その絵に描かれている浮御堂なのです。

この景色を是非見たいと思っていたので、

たっぷり時間かけます。



【浮御堂が見えたときには感動しましたね】
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浮御堂は琵琶湖の最狭部にありまして、

比叡山横川恵心院に住した源信(恵心)が千体阿弥陀仏を刻み、

湖上通船の安全と衆生制度を発願し建立したとあります。

浮御堂は満月寺のお堂になります。

まるで竜宮城の入り口のような山門があり、

その手前右奥に拝観受付があります、そこで拝観料を支払い、

山門をくぐります。

左側に観音堂と隣接した社務所があり、

丁度、ご住職が御朱印を書かれていました。

ワタシらも声をかけ、御朱印帳を預けました。




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まずは隣の観音堂を覗きます。

内部は撮影大丈夫みたいなので撮らせて頂きました、

程よいサイズの十一面観音、中央は聖観音ですが厨子は閉じられています、

一応、お前立ちで無いけど、聖観音の写真が置かれていました、

国の重要文化財に指定されています。

観音と言うよりは、この造形は如来ですね、

菩薩は飾ってますが、こちらの聖観音菩薩は袈裟だけを纏ったシンプルスタイル、

ステージ的には菩薩より上に居られる観音様になりますかね。

右には薬師三尊がコンパクトに厨子内に収まってます、

その左右に6体ずつの小ぶりな十二神将、

小さいけどパーフェクトです。

右の壁沿いにはなんと三十三観音の三十三変化像が勢揃いしてます、

やはり琵琶湖周辺は観音が強いと再認識します、

小さいけど見応え有る観音堂でした。

そしていよいよ老松が生い茂る橋を渡ります、

その先に浮御堂があり、琵琶湖が広がります。




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歌川広重の木版画、有名な「名所江戸百景」や「東海道五十三次」

そして「近江八景」などなど、見れば見るほど、絵の中に引き込まれます、

広重ブルーと呼ばれる青の表現、雨の線、大胆な構図の妙、

不思議な味のある遠近感、写真を撮る上でも凄く参考になります。

晩秋から冬にかけての琵琶湖の夕暮れの風物詩で、

雁が飛ぶ叙情的な風景の中に浮御堂を描いた「堅田落雁」を含む

「近江八景」の舞台はすべて南湖周辺なのです、

三井寺や石山寺も描かれていましたね。


浮御堂の堂内には、千体阿弥陀仏と言われるとおり、

沢山の阿弥陀仏がいらっしゃいました。

中央の厨子は閉じられていましたが、お前立ちが置かれています。

浮御堂から見る琵琶湖の風景はなんとも情緒的です、

琵琶湖大橋から先は曇っていて見えないけど、晴れていれば

遠くの山々も見渡せたはずです。

芭蕉、一茶、広重、北斎などを惹き付けた琵琶湖の浮御堂、

良い時間が過ごせました(^_^)

でも、のんびりし過ぎちゃいましたよ、

サイクリングしてるのを忘れるほど(笑)




【浮御堂から見る琵琶湖大橋、その先には伊吹山や近江富士などが晴れていれば見えます。
湖から何やら3本出てますが真ん中が高浜虚子の句碑とのこと、あとの2本は単なるガードかな?
以前、水上バイクが激突して句碑が折れたらしいので(^_^;)
ちなみに刻まれている句は 「湖も この辺りにして 鳥渡る」】
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【参考までに・歌川広重・近江八景から「堅田落雁」】
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浮御堂は南湖一周のほんの出発地点です、

あ~先が長いなぁ~と思いつつ、浮御堂を後にして漕ぎ出します。

南湖の西側エリアは一般道走行が多く、車も多いので

たしかにビワイチという湖畔を走るイメージはありません、

しばらく走ると「坂本駅」を通り過ぎました。

始めて比叡山に上ったときに利用した駅です、

たしか、冬旅で訪れました。

と言うことは、右側に比叡山があるわけです、この時はガスってて

全然見えませんでしたが、とりあえず漕ぎながら心で一礼しておきました。




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さらに賑やかな街並みに変わり、大津に入ります、

大津と言えば「三井寺」です、

広い境内でスケール感溢れる寺院でした、懐かしいなぁ、

今回は立ち寄りませんが、いつかまた訪れたい寺院です。

更に漕ぎ進み、市街地を走り抜け、

琵琶湖の尻尾が見えてきます。

近江大橋に着きました、

でも、ここは渡りません、更に南下します。

JRの鉄橋を越えた橋を渡ります、

でも、後で調べたら、その橋よりすぐ下にもうひとつ橋がありまして、

そこがビワイチの正規ルートみたいです、

まぁ、ちょっとだけ短くなったというワケですが、

その時点では気付かずに(調べようともせず(^_^;)

走り抜けました。





【大津港です、この辺りは賑やかでした、三井寺も近いんです。】
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【近江大橋へ着きましたが、ここは渡らず更に進みます】
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【渡った橋の上で撮影、実はこの奥にもうひとつ小さな橋がありました・・・。そこが本来のルートでした】
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今まで南下して来ましたが、ここからやっと北上です。

一気に今宵の宿がある近江八幡駅の近くを目指します。

南湖の東側は西側と違い、広々とした感じで湖畔にキャンプ場やらが出て来ます、

陸っぱりで釣りしてる人も多い、もちろん湖上ではバスボート、

・・・バス釣り盛んですねぇ~、さすが琵琶湖です。

左に琵琶湖を見ながら、ダラダラと漕ぎ進みます、

15時を過ぎた辺りから、やっと天気が回復傾向、

比叡山の姿が見えてきました。



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しばらく走って、今度はカミさんにトラブル発生!

後輪がパンクです。

すぐにチューブ交換作業して再スタート、

しばらく走ってチェックします、大丈夫そうです。

ちょうどコンビニがあったんで最後の休憩を取りました。

時計を見ると18時、あと1時間ほどかかりそうです、

気合いを入れて、一気に目的地を目指しました。




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【比叡山が見えてきた】
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【コンビニはサイクリストのオアシスです(^_^)】
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【近江八幡駅方面に向かう白鳥川沿いの気持ち良いサイクリングロード、この日の終わりが見えて軽快に漕ぎました】
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【1泊なので普段のリュックより大きめの登山用を使用しました】
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やっと近江八幡の案内版が出て来ました所で、

湖岸道路から右折して川沿いのサイクリングロードを走ります、

近江八幡駅へ向かう道路へ出て、

あとはその道を進み、19時前にホテルへ着きました。

なんか、結構ヘロヘロです(^_^;)




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この日の宿は「ホテルニューオオミ」

ここもサイクリストに優しいホテルです、

まずはCheck inを済ませ、自転車の部屋持ち込みを告げます、

なので、汚れたからフキフキしたいと伝えると、

ウェスを貸してくれます、玄関脇で綺麗に拭いて、

自転車スタンドを借りて、部屋まで持ち込みました。

実に気持ち良い応対でとても好感が持てましたよ、

サイクリストの方は利用しましょう(^_^)



自転車を部屋に入れ、少し落ち着いてから今夜の食事処を探しに外へ出ると

目の前に居酒屋さんがあります、覗いたら感じ良さそうです。

もう、歩き回るのもイヤだし、早くビールが飲みたくて、

このお店に入りました。

「居酒屋 育」

ご主人と奥様で切り盛りしてるお店でした、

カウンターに座り、生ビールで乾杯!

ゴクリ・・・あ~ウマい!

このウマさを求めて漕いでたようなもんです(^_^;)

全てが報われた瞬間でした。



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【郷土料理の赤こんにゃく、意外と歯ごたえあって肴には合いました、派手好きな信長がコンニャクも赤く染めたとか・・・ご主人談】
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【明日また半分漕ぐので押さえて・・・うーん、お銚子1本だけ、つーかチューハイも飲んだな(笑)】
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【こんな感じで部屋に入れました、スタンドは貸してくれます。】
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この日は即爆睡でしたね、尻の痛さも忘れるほど(笑)・・・翌日が大変でしたが。


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後編はこちらです(^_^)

by opaphoto | 2019-05-21 23:00 | 自転車(サイクリング、用品など) | Comments(2)

Commented by rollingwest at 2019-05-25 06:48
関西在住時、琵琶湖周辺のスポット(史蹟・神社仏閣、竹生島や周辺の山々も含めて・・)は殆ど回りました。・。でもまだまだ見ていない穴場スポットがありそうなのでもう一度行ってみたいと思っています。
Commented by opaphoto at 2019-05-25 22:49
RWさん、毎度です。
ワタシも数年くらい関西エリアに住みたいなと
思うことがあります。(^_^;)